コラム


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OYAJI NO UTA

by 安藤弘志

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オヤジのうた曲名リスト


VOL.756 * 2020/04/04


「 永遠の絆 」 ニッティー・グリッティー・ダート・バンド

蔓延する感染症に恐れをなして桜が満開にもかかわらず、花見の自粛が各地で
呼びかけられています。実は当コラムでは2008年の春からほぼ毎年、自宅での
「窓から独り花見」を取り上げております。遠目に見える花と、お酒と、年ごとに
これと選んだ音楽に浸るひとときは至福ですが、今はことさらに越し方行く末に
しんみり思いを馳せたくなります。世界がこのままずるずると下降の一途なのか、
今までにもそうだったようにぐるっと輪を描いたように、いつしか回復するのか、
Will the circle be unbroken? 神様に問いかけたくなります。
表題の古いフォークソングを知ったのは高校時代の終わりごろだったでしょうか。
あの頃は無知の力で不安を抑えていたところが有りましたが、今では
人の世はこんなもんだという達観と諦めのカクテルを飲んで紛らせております。
総理大臣のマスク姿と、2007年の絆創膏大臣の姿がダブって見えたりして。



VOL.755 * 2020/03/13


「十年前の再現?U」

今日は愛聴していたラジオ番組「すっぴん!」最終回でしたが合間に流れるニュースでは
株価の大暴落が報じられ、1990年のバブル崩壊時期以来の低水準だとのことです。
それにつけても新型コロナウイルスへの対応が、感染の実害よりも弊害を増していることは
明らかであるのに、安倍政権の今後の舵取りがつくづく心配になります。下手をすると
大胆な経済の下支えと称して我田引水的に税金をつぎ込もうとする動きが出そうです。
十年前の新型インフルエンザはアメリカ大陸発祥で米国内でも2009年前半にパンデミック
が起きていますが米政府もメディアも安心情報を流してパニックを防いだようです。
「新型ではあるが、重症化することはまれであり、冬に流行る通常のインフルエンザと
同程度のものと考えてよい。」
といった内容です。それに比べ今の日本では、首相の
「小中高すべて休校」の掛け声のため社会全般が自主規制に追い込まれ、経済は
最悪になるし、何とか守ろうとした五輪開催も危うくなっています。マスコミはといえば
「クラスター」の言葉で不安にさせて、感染者の人権を危うくする報道など、過去の
感染症患者への差別や偏見を生じさせた反省が欠けた姿勢が多く残念です。
十年前の発生原因として多国籍企業の養豚場での劣悪な衛生状態が豚インフルエンザ
の発生を招いた疑いが強かったようですが、深く追求されることは無かったようです。
今回の新型コロナの由来についても謎が解かれる日は来るのでしょうか。



VOL.754 * 2020/02/28


「十年前の再現?」

今回のコロナ騒動もいよいよ佳境に入ったようでここ二三日に社会生活を揺るがす
動きが相次いでいます。株価は暴落しましたが、一時の「日本売り」を想わす円安は
なんとか納まったようで一安心。コンサートの中止、スポーツ試合の無観客実施は
バタバタとドミノ倒しの如く広がって、場外馬券まで閉鎖されましたが、今のところ
映画館はやってます。驚いたのは昨日の熊本県内のトイレットペーパー争奪の動き。
昼過ぎにたまたまスーパーに行ったら紙製品売場がガランとして超高級ティッシュだけ
数個売れ残っていました。マスクがいつまっでたっても手に入らないので、デマが
不安に火をつけたのでしょうか。先日、実家の整理をしていたら2009年の古新聞が
出てきました。一面トップに新型インフルエンザの文字が目立ちます。当時は
麻生さんが首相だったんだと気づきました。夏が来ていったん流行が下火に
なりますが、次の冬に従来のインフルエンザと加重で流行したら大変だと
ワクチンの大量備蓄をしたら、ほとんど無駄になったことなどあったんですよね。
このころ株価の大暴落も起きているし、自民党政権の末期が今の世と重なります。



VOL.753 * 2020/02/07


「よろしかったら」 梓みちよ

少年時代の私は新型コロナに憧れていました。中学一年の時に全く新しいコロナが
出ると聞いた私は、自転車で街の反対側のはずれにあるトヨペットの販売店に
発表会を見に行きました。それがコロナマークU、斬新で洒落ていてカタログを大事に
持ち帰ったものです。30代の頃はしばらくワインレッドのコロナを愛車にしていました。
ところで今、大騒ぎになっている新型コロナウイルスに関しては、熊本ではマスクが
売り切れている位で街は平常です。それよりも例年ならインフルエンザの警報が
出るのが当たり前だった今頃なのに新年に入って流行が納まっているのは不思議です。
逆にアメリカではインフルエンザの患者が1900万人、死者が1万人との話を
CNNや日経新聞のサイトで見ましたがTVニュースで見ないのはなぜなんでしょう。
黄色人種がコロナに罹って、米国人がインフルに罹る大流行の裏に一体何が…。
「人種特定生物化学兵器」という言葉が十年前に出た本に載っていました。
表題曲は訃報が届いた梓みちよさんの1979年のヒット曲。阿木燿子/筒美京平
の作によるナンバーは今では考えにくい新発売の煙草のタイアップ曲で、
CMにつられて「パートナー」という白い箱の煙草をよく吸った思い出もあります。



VOL.752 * 2020/01/05


「令和のゴボウ天」

長い正月休みも最後の日曜の陽が傾き、日本じゅうのあちこちでため息が聞こえるような
気がします。熊本のお正月は雲ひとつ無い上天気の日が多くて寒くても過ごしやすかった
印象です。三が日の朝はBS-TBSの落語研究会放映が復活してくれて他のTVは
つまらなかったけれどまあ満足。昼の時間は例年の如く西宮さくらFMを流してました。
佐高信の25年前の本「スーツの下で牙を研げ!」を読んでいたら引用された
高浜虚子の句… 去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの
に目が留まりました。お酒のアテにちょうどおでんのゴボウ天が皿に載っていたので
練り物の中心を貫くゴボウのような芯を、自分も持っているだろうかと自問させられます。
新しい年に何が起ころうと、災害があっても、経済危機があっても、近くで戦争があっても、
対処すべきことに自分の芯のようなものを持っていられるか、考えたいと思います。


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